多種多様な「いちじく」を八王子から届けるために。様々な味、香り、色、食感が楽しめる「いちじく農園」を目指して。
いちじくって食べたことない?
「いちじく」は、関東であまり見かけない。日本一生産量は、愛知県だ。全国のいちじく生産地域を見ても関西方面が多い。
- 1位愛知県2,725.9 t
- 2位和歌山県2,333.0 t
- 3位福岡県1,390.2 t
- 4位大阪府1,345.9 t
- 5位兵庫県1,329.8 t
- 6位広島県758.1 t
- 7位奈良県566.0 t
- 8位香川県532.0 t
- 9位静岡県488.8 t
- 10位京都府486.0 t
出典: 農水省
生の「いちじく」を地元八王子のスーパーで見かけるのは、9月頃の一か月程だけだ。自宅に「いちじく」の木があれば別だか、「いちじく」を食べたことがない人もいる。
「今年から“いちじく”作ることにしました!」と、周りに話しても、
特に男性の方は「“いちじく”ってどんな味するの?どんな形だっけ?」と、全く馴染みもなければ、イメージもできない。
逆に女性の方に話す機会があると「地元で“いちじく”が買えるのは、嬉しい!」「国産いちじく作るの?」と、目を光らせて話しを聞いてくれる方が多い様に感じました。国内でもある程度の生産しているが、外国産のイメージが強いようだ。確かに、乾燥いちじくなどは、外国産のものが目立つ。
そんな事で、関東・東京あたりでは「いちじく」が馴染みないということで、
名前は、そのまま「東京いちじく」と名前を付けた。
「東京で作る“いちじく”」と言うシンプルなメッセージ
とにかく成長がはやい「いちじく」
苗木を春先に植えたら、その年の秋には収穫が可能!その時は、数個ほどしか採れないが、植えたと年に収穫できる果樹は少ない。というか、ほぼない。
一年で1m~2mほど成長する「いちじく」は、新規で果樹園を始める際、とても相性の良い植物だと思う。他の果樹だと、成木になるまで、3年~5年ほどかかる物ある。なかなか、ちゃんとした収入を得るまで、時間がかかる。それに比べて「いちじく」の成長スピードは、相当早い方だ。
ただ一つ、注意すべき点は、虫害だ。
カミキリムシが「いちじく」最大の敵
この課題は、まだ直面したことがないが、対策を十分考えないといけませんね!